2005年6月30日木曜日

手術の次の日


朝、目が覚めてみると、視界の曇りはかなりなくなっていた。
メガネをしていた時よりも視力が良くなっているのが十分に実感できる。

ふーん。まあ、予定通りだけれど、凄いもんだねえ。

それでも、視界が微妙にぼやけているので、目が完全に良くなったという感じはしないのだが、メガネもしてないのに遠くのものが見えているのは確かっぽい。

術後一日目のアポイントメントを朝に取っておいたので、さっさと軽く朝食を取って、家を出る。

翌日から通常通りに生活をしてもいいと言われていたので、昨日と違って病院まで車で一人で行ったのだが、気がついてみるとメガネはしてないのがなんとも不思議。

病院では、また、目の検査をして、眼球には異常がないことを確認。

測ってみたら、視力は、左が 1.0 で、右が 0.7 だった。なんとなく、右目の方がぼやけて見える感じがしていたのだが、視力がそんなに違うのか。ていうか、いいのか、そんなんで。

そもそも日本式で計算すると左は 0.1 で、右は 0.05 だったらしく、右の方はだいぶ角膜を削っているわけで、その分、回復にも時間がかかるのは当然らしい。そのうち両方とも同じようになるから特に心配はいら ないと言われる。ふーん。そういうもんなのか。ならんかったら、どうするんだろう。手術するんだろうか。女房に言われるまま、生涯保障にしたし、まあ、 ずっとおかしかったら何とかしてくれるんだろう。どっちにしても、両目で見ていると何も不都合を感じないので特に気にしない。

目の検査を終え、ついでに会社によって、手術したことを自慢をする。昨日手術をして、もう、今日、メガネなしで何でもできるようになったぞ。興味津々の連中の質問に答えて、ついでに人の仕事を 1時間くらい手伝って、家に帰る。

久しぶりにパソコンを弄ってみて、近くのものは遠くのものよりも見にくい感じがした。まあ、昨日の今日だし、字もかなり小さい設定だし、仕方ないか。

目の角膜を削るなどというわけのわからん手術の翌日、車を運転してあちこち買い物に出かけたり、食べに行ったり、何の問題もなくふつうに生活をしているわ けだが、そういえば昨日まで使っていたメガネがどこにあるのか分からない。覚えてない。昨日までは、寝てるとき以外はずっとしていたメガネだというのに、 もう、まる一日どこにあるかも分からないのに、そのこと自体を忘れいている。

メガネなしの生活を 3000ドルで購入か。便利な世の中になったものだな。

つづき: パリティ対称性の破れ

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