2005年11月12日土曜日

写真うつりが悪いと損

女房の新しい免許証がようやく届いた。

仮免許証が切れるたびに DMV に出向いて仮免許証を更新し、待ち続けること 8ヶ月くらい。わざわざ郵送で送らずにその場で手渡せばいいのに、馬鹿すぎる。やつらにとっては仕事の確保こそが重要なのだろうし、役所のやることで効率 のいいことなどほとんどないので、文句を言っても仕方ないのだが。

初めて免許証を取ったコネチカットでは、デジカメで撮った写真を Windows 95 で取り込んで微調整して、その場で印刷、手渡しでくれた。筆記試験と実技試験も含めて、2時間ちょっとで免許証を手にすることができた。これの何が問題なの かはよく分からないが、カリフォルニアやニューヨークでは筆記の日と実技の日が違うのは当たり前、免許証自体も郵送式で二、三週間待たされる。ある人の場合では一年も送られてこなかったという話もあった。DMV からしてみれば INS が遅いのが悪いって話なんだろうけれど。

さて、更新手続きをしてから何ヶ月も待たされた免許証が今日、ようやく届いたわけだが、その免許証の女房の写真を見て、失笑してしまった。写真うつりの悪いことこの上なし。今まで見た女房の写真の中で、断トツでワーストワン。

おれの知らない、女房のある一面なのかも知れないけれど、何度見直しても、それが自分の惚れた女性だとはどうにも受け入れられない。正直に言うと、なんでこの人と結婚してしまったのだろうかと思っている自分がいる。

蓼食う虫も好き好きというが、おれはこんな蓼を食っていたのだろうか。ていうか、この女房は、さすがに蓼にさえも失礼なんじゃないだろうか。

もしかして、すっぴんの女房は本当はこんな感じなのだろうか。おれにはとても可愛らしく見えていた最愛の女房の素顔は、実は、撮る人が撮るとこういう風に写るものなのだろうか。

いまさら、女房の不細工写真を見て心の底から落ち込むというのもヘンな話なのだが、おれのこの凹み具合は必ず世の男性には理解を得られると思うし、世の女性にもこれでは確かに可愛そうと同情されると信じる。

ここまで一方的に言うと、さすがに多くの人を敵に回しそうだけれど、おれが正しいということを証明するためにも、恥を偲んで、女房の超絶不細工写真を下に貼り付けてみる。女房の友達は、十分に心の準備をしてから見てください。

































女房がラティーナ(♀)になったのなら、ある意味一瞬だけはかなり嬉しいかも知れないとは想像するのだが、これはどう見てもラティーノ(♂)だ。嬉しくないどころの騒ぎではない。そういう趣味もない。ていうか、おまえは誰デスカ。orz

サインが複雑怪奇すぎて、名前の想像がまったくできませんが、女房の希望により、彼のことはフェルナンデスと呼ぶことにしますので、よろしくおながいします。


ちなみに、写真とサイン以外は全て、可愛かったころの女房のデータと完全に一致していますので、違う人の免許証が間違って送られてきたわけではありません。正真正銘、これは女房の免許証なのです。これがおれの最愛の女性なのだと受け入れるしかないのです。