2005年8月14日日曜日

パリティ対称性の破れ


目の角膜を削って世界を治してから、二週間くらい経った。ときどきメガネをよけながら目の上をかいたりするけれど、メガネをあげるような動作はほとんどしなくなった。

さて、最初の検診のとき、左目は 1.0 で右目は 0.7 だったので、微妙な違和感があったのだけれど、先日の検診では両方とも 1.0 になっていた。

手術前は右目の方が倍くらい悪かったので、そんだけ多く角膜を削ってるわけで、結果として、右目が左目と同じような状態になるには左目よりも時間がかかるのは当然という説明を受けたが、二週間経ってみて、確かに右目の見え方がクリアになったというのはよく分かる。

でも、かなり目に近いところで比べてみると、まだ左目の方が明らかにクリアに見えるのもよく分かる。仕事柄、目のまん前にあるものばかり見ているので、こ の差が時々気になることもある。気にしだすと、右目と左目を交互に瞬きし続けてたりしていて、傍から見てると、何してんの?って感じになってたりする。

医者曰く、多くの人がすごく心配するのだけれど、一ヵ月後の検診の時には、さらに右目がクリアに見えるようになってるからまったく心配しないでいい。

うーむ。パリティ対称性の破れという現象を知った時はもの凄く興奮したのに、今、自分の目の左右対称性が破れていることを体験できてもちっとも興奮しない。でも、気になって見え方を確認してみて、はっきりとした差が体感できないと、逆にそれはそれでなんだかつまらない。

ていうか、両方とも 1.0 以上見えてるんだから、どうでもよすぎ。


つづき: LASIK 後一ヶ月検診

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