2008年10月3日金曜日

日本の少子化問題に関して


ひさしぶりに日本に長期滞在していて、毎日いろいろなことを考えるわけだけれど、実家で風呂にゆったりとつかりながら考えたことは、やはり日本の風呂はいいなあ、ということではなかった。

それは、日本の風呂こそが日本少子化の大きな原因に違いない、ということだった。

日本人は、グローバルウォーミングの心配の前に、Yossi Vardi が警告しているローカルウォーミングの心配をした方がいい。

子孫繁栄のためには、実はラップトップは大きな問題なのだけれど、風呂はもっと問題なのだ。

ラップトップは間接的に精巣の温暖化を進めるが、風呂のお湯は直接的に温暖化を進める。人間の精巣は、冷却するためのフィンがついていることでも分かるように温度を上げてはいけないのだが、日本人は風呂にゆっくりとつかることによって、どんどん生殖能力を減退させているわけだ。

Yossi Vardi のローカルウォーミングに関する講演を観てない人は、いますぐ観た方がいい。ちょっとイスラエル訛りがキツいけれど、よく聞けば分かる。ぜんぜん分からない人は、これくらいの英語は聞き取らないとインド人と仕事などできないと思って、ヒアリングの練習をするべし。


日本人に告ぐ。若い男は、風呂につかってはいけない。 若い女は、毎日風呂につかるような綺麗好きな男と結婚してはいけない。

2008年1月4日金曜日

七人で作るおせち

どうせ御節とかお雑煮などのまともな正月料理が食えてないんだろうと、辺境で暮らす我々に冷めた笑みをたたえることで、なんとかご自身の不遇に耐え忍ばれておられる皆様におかれましては、健やかに新年を迎えられたこととお喜び申しあげます。

しかしながら、まことに唐突で申し上げにくい次第ではございますが、三が日も明けましたゆえ、以下の通り、報告させて頂きたく存じます。

今年の正月は、うちの細君の友人が、「おせちポットラックをしよう」などという破廉恥な提案をしてしまいました。一人が一品もしくは二品だけを大量に作って持ち寄り、みなでそれを分け合おうというわけです。なんという手抜き。許せません。

そして、それに賛同した七人の奥様が、自分の担当だけを本気で作るという手抜きをした結果、まことに遺憾ではございますが、我が家の今年度のおせち料理は以下の写真のようなものとなってしまいました。昨年末は三十日まで San Diego の友人の友人宅にて遊びほうけていたというのに、でございます。



既製品はいっさいなし。どの料理もあまりに本気で美味すぎて、心から遺憾です。

そういうわけで、添加物まみれの高級おせち料理を堪能された皆様、今年もよろしくお願い申し上げます。

なお、蛇足ですが、重箱の手前にお雑煮が二種類あるのは、名古屋と大阪の戦いでして、戦いを好まぬうちの細君は、つい両方とも作ってしまうという暴挙に出てしまうわけですが、これは我が家の正月の風物詩となっておりますこと、ご了承いただければ幸いに存じます。