2005年6月23日木曜日

とりあえず目の検査


先日、Lasik で視力を矯正することを決めてから、特に何も具体的な行動は起こさずに何日か経った。
そして、このままだと何も起きないまま老眼が始まってしまうだろうなあと思い直し、まずはネットで情報を集め始めた。

いろいろなサイトでブログやレビューを読みまくり、LasikPlus というのが良さそうだとの感触を持った。たまたま、職場から数分のところにあるし、そこで執刀している医者も、なかなか高評価だったので、とりあえずは、 ここでパンフレットでももらっておくことにした。サイトから、フォームに住所などを書くだけでパンフレットを送ってくれるというので、昼飯を食いながら注 文しておいた。

数時間後、自宅の方に LasikPlus の人から電話があった。話をしたいからかけなおしてくれってさ、と女房から携帯に電話があった。

翌日、昼飯を食いながらそのことを思い出して電話してみたら、パンフレットは送るけれど、時間もかかるし、病院も近いから行ってみたらだろうかと言う。まあ、それもそうか。様子を見に行くだけでもいいっちゃあいいしな。

でも、Lasik が使えるかどうかの検査はタダでやってくれるというので、ついでに検査の予約をとった。

で、今日の 3:30、職場から目と鼻の先にある病院に検査に行った。

視力や角膜の厚さなど、かなり綿密に何度も調査して、自分が使える手術方式の説明とそれぞれの値段を聞く。

  • Broad Beam Technology/NO Acuity Plan - $799
  • Broad Beam Technology/1 YEAR Acuity Plan - $1,299
  • Broad Beam Technology/LIFETIME Acuity Plan - $1,499
  • Flying Spot Technology/1 YEAR Acuity Plan - $1,299
  • Flying Spot Technology/LIFETIME Acuity Plan - $1,499
  • Wavefront Guided Technology/1 YEAR Acuity Plan - $1,799
  • Wavefront Guided Technology/LIFETIME Acuity Plan - $1,999

選択肢はこれだけあって、医者に進められたのは Flying Spot というやつ。角膜の厚さも十分あったし、おれ程度の軽度の近視は、Flying Spot で最高の結果が期待できますよ、医者は嬉しそうに言う。

適合検査に合格していることは嬉しいのだが、簡単な目だと言われると、ちょっと悔しい感じがした。簡単でも難しくても払う金額は一緒なのだから、どうせなら、難しい目で試合に臨みたかった。どういう負けず嫌いなのか分からんけど。

Broad Beam は古い方法で、角膜の削り方が直線的なので、手術後に視界がぼやけた感じがしている期間が他のものよりも長いらしい。Flying Spot は新しい方式で、円を描きながら削るので角膜を綺麗に角を作らずに削れるし、削れる角膜の範囲もだいぶ広いため、手術直後のぼやけた感じからの回復がかな り早いらしい。

それに、Broad Beam の一番安いやつは、-4.0 以下の近視の人だけが受けられるという制限つきなので、おれは無理だった。左が -2.5 で右が -4.5 だったので、右目は受けられないからだ。両方とも同じ方式にする方がいいし、そうでなくとも、ほとんどの患者に Flying Spot を勧めていて、視力が最大限に回復する確率も、Board Beam よりもだいぶ高い (80% v.s. 99%) と言われたので、Flying Spot で行くことにした。

一昨年くらいは右目が -4.0 だったから、そしたら両目で $1,598 というのもあったのになあ。残念。

ちなみに、-13.0 よりも悪い人は、Wavefront Guided という、超最新式のやつを使わないといけないらしい。こっちだと、強度の乱視でも矯正できるらしい。

それにしても、一年保障と生涯保障でだいぶ値段が違なあ。

どうせ一年問題がなかったら問題なんてないだろうと思うので、1年プランで十分だと思うのだが、医者に聞いたら、ほとんどの患者は生涯保障プランを選ぶら しい。うーむ。保険っちゃあ保険なんだろうけれど、保険なんて、あってもなくてもダメなもんはダメだし、大丈夫なもんは大丈夫なもんだしなあ。両目で 400ドルも余分に払うのかと思うとちょっと面白くないなあ。

後で女房にどう思うか聞いたら、400ドルで 1年から一生に変わるのだから、検討するものおかしいと一笑に付されてしまった。400ドル浮いたら、目も治ったあげく、iPod までついてくるんだから、おれにとっては死活問題なんだけどな。

というわけで、全ての検査を終えて、受付のところに戻って次回の予約の日程を決める。うーん、いつがいいかな…

え、え、え???ちょ、ちょっと待って。どうなってんの?おれ、手術受けるの?もう、決まったの?おれ、ただ検査に来てみただけじゃないの?なんか、流れ に身を任せてたら、手術の日を決めることになってるみたいだけど、おれ、まだ、気持ちの準備できてないと思うんだけれど…

もちろん、手術を受けるかどうかも、いつ受けるかも、あなたが決めることですよ。でも、検査の結果は標準よりもかなりいいですからねえ。来週の火曜日の午後なら空いてますけど、どうしますか?やめますか?

や、やめますか、だと?カチン。おまえなあ。そんな言い方をされて逃げ出すようなおれだと思ってるのか?挑戦されたら、どんな勝負でも受けて立つのが、おれの身上なんだよ。なんなら、今からでも手術を受けてやるってんだよ。

って、予約を取れるのは来週の火曜日か。まあ、こういうのはあれだ、善は急げっていうから、それでいいや。

あ、そういえば、来週の火曜日は女房の義母が日本から遊びに来る日だった。うーん、どうしよう。まあ、どうせ、どっか遠くに行くこともない日だし、きっと義母も早く寝るだろうし、そうだな、火曜日は実は一番都合がいいかも。翌日、仕事に行って目を酷使しなくてもいいし。

火曜日の一番遅い時間は何時が空いてますか?
4時が空いてますよ。
んじゃ、4時でおながいします。
楽しみですねえ。手術が終わったらびっくりしますよ〜
そ、そ、そうだな。もう勝ったも同然だしな。

ふう。なんか、うまいこと敵の罠にはまっただけのようにも見えるが、罠と知りつつ敵の懐深くに飛び込んでいって、最後は逆転勝利するってのが身上だから、これでいい。

というわけで、決行日は来週の火曜日に決定しますた。

うーん、どきどきしてきた。

一年保障なら両目で $2,598 で、生涯保障なら $2,998 かあ。女房も受けたら、二人で $6,000 だ。二人で $8,000 くらいかとよ‘想像してたんだけれど、そんなにバカ高くもないのだな。


それにしても、目の検査は 1時間くらいで仕事に戻れると思ってたら、結局、職場に戻れたのは 6:00 だった。

5:30 から自宅で Playoff の最後の試合をリアルタイムで観るつもりだったのに、結局 7時過ぎから TiVo で観戦して、Spurs 優勝。ちぇっ。

つづき: サングラスを気ままに選ぶ自由

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